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調教女子の本音
私の彼は、言うなればペット。本当に懐いてくれてて可愛すぎてたまらない。だから多少貢いでも後悔はない。
「裕太、送ってくれてありがとう、じゃぁ仕事いってくるね」
「いってらっしゃい。ねぇ綾ちゃん、本当に行っちゃうの? もうちょっと一緒にいよ、ダメなの?」
「時間だからもう行くからね」
「え、あっ、待って待って」
「なに! 時間だから!」
「早く帰ってきてね」
「わかったよ、じゃぁ行くからね」
「あっ、だっ、待って」
その涙ぐむ瞳に罪は無いことは知っている。私だって一緒に居たいよ。でも社会人だし仕事だから遊んでばかりじゃダメなんだよ。
「じゃぁね」
「あっ、あっ」
「お利口さんに待ってるんだよ」
降り掛けた車に上半身を戻して裕太の頭を撫でた。
「大好きだよ」
そう言って裕太にキスをする。
「じゃぁ待ってるね」
これが私の活力の元。
出会った当時はこんなにひ弱な男だとは思っていなかった。本当はグイグイと引っ張って行ってくれる男性が好みだったけど、これはこれで案外と居心地が良い。
それに大学ではかなりモテているらしい。確かに背も高くて顔立ちも良い。油断したら他の女に取られてしまうかも、と言う不安はないわけでも無い。
でも忠犬で私一途な所があるから大丈夫だ、と高をくくる私。
また別の日には
「ねぇ綾ちゃん、キスしていい?」
「キスって相手の了解を得ないと出来ないもんかなぁ。って言うか、そんな流れでキスしてもロマンチックじゃないよ」
裕太は私の頬にキスをしてきた。その笑顔からは満足感が漂ってくる。
私は裕太の頭を引き寄せて胸の谷間に埋めてやった。これは裕太の好きなポジションなのだが自分からは絶対に来ない。
キスも甘えるのも必ず私の了解を取ってくる。
「綾ちゃんの胸、好きだよ。誰にも触らせない」
そう言うと洋服の上から胸を優しく触る。そして乳頭を見つけると服を脱がさないまま下着の隙間から指を入れてきた。
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