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裕太はリモコンで部屋の灯りを消した。
ここから男は豹変する。
今まで忠犬だった裕太はただのオスになる。
ベッドに寄りかかったまま胸を揉まれる私。
洋服一枚隔てた乳頭をコリコリと転がして、強弱を付けながら攻めてくる。
左右の胸を絞り上げたり、洋服の上から甘噛みをしたり。
首筋を這った唇は私の鎖骨を舐め回す。
裕太は私に覆い被さると上衣の裾から手を入れてきた。洋服と下着を乳頭が見えるギリギリまでたくし上げそれに吸い付く。
音を立てながら舐めたり噛んだり、息を荒げながら体中をまさぐり返す。
そして跨がれた私の太股は、裕太の股間の熱を感じる。
裕太の下半身はジーンズがはち切れそうなくらいに膨らんでいた。
私はその異物化した股間を解放しようとベルトを緩めボタンを外す。そこへ滑り込ませるようにパンツの上から手を当てた。
そっと握る。
それは熱くて固くて、あの甘えん坊の裕太が持っている物とは思えない程立派なものだ。
裕太はパンツの上から擦るのが好きらしい。下から上へ、そして頭を指の平で撫でてやる。既に先走りが出ているようだった。
ベッドではなくその場へ私を横にすると、スカートを持ち上げてショーツの脇から指を入れてきた。
「こんなに濡れてるよ」
耳元でそう囁くと恥ずかしさが増し、手で顔を覆った。
裕太はその手を除けると、頭の上で両手首を強く捕まえた。そして恥ずかしがる私をまじまじと眺めてくる。
指を入れたり出したりして愛液を股に広げ始め、そんな動きをしながら上衣を全部たくし上げ胸をあらわにする。
裕太は私を全裸にはしない。裕太も絶対に裸にはならない。
以前にこんな事を聞いたことがある。
人は着衣がある方が興奮するのだと。脳内が強引に犯されている気持ちに変換されるのだと。
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