10人が本棚に入れています
本棚に追加
豊満な胸には王子の手が乗せられていた。指が沈み込んでしまうほど柔らかな感触を楽しんだあと、その頂へと指が登る。触ってくれると思ったのに、触れずに戻ってくる。
何度もおあずけされて、遂には自分で触ってしまった。固くなった部分を更に固くするように、自分の指が執拗にいじわるする。
それを見た王子はメイドの頭を優しく撫でてから、頂を口に含んだ。指とは違う、滑らかで、ザラザラで、ヌルヌルしたそれに転がされると、もうそれだけで声が抑えられなかった。
自分の艶めかしい声が耳に入って、益々頭の中がふわふわしてきたクラリッサを更に愛するべく、王子の手が脇腹を伝って下に降りていく。なすがまま、クラリッサは王子の指先を受け入れた。
指先は粘膜に覆われつつ進んでいく。一度後退し、粘液に包まれた指が外の芽に触れた。ぬるりとした感触が左右にゆっくり優しく動くと、背筋がざわつく。
指はまたクラリッサの中へと入っていき、外へ出て優しく触れる。やがて両の手で、中と外を同時にいたずらされ、意に反して腰がその手を求めるようになった。
そのまま王子の手で果てるまでさしたる時間はかからなかった。王子の手が少し激しく動いたのが決め手となった。背筋が硬直し、やがて力なくへたり込む。
クラリッサの絶頂を見ていたくせに、王子はその手を止めることはなかった。執拗に何度も同じ場所を刺激され、頭の中が何度も真っ白になる。
このまま続けられたらおかしくなりそうだった。
「王子……お願い……します……。入れて……」
「オレの専属メイドなら、言いたいことは具体的に言うんだな。何をどうしてほしいんだ?」
「そんな……っああ!」
言いたいことを言おうとしてもその指が止まらない限り言葉を発することができない。
「王子……っ……私の中……膣内……でっ……、んんっ……射精して……くだ……さい……」
こんなに直接的な言葉を口にしただけで顔は火よりも赤くなる。しかし言わなければ快楽に飲み込まれて廃人になるかもしれないと本気で思った。
王子はその言葉を聞くとクラリッサを優しく抱きしめてキスをした。
「クラーラ、かわいいよ」
王子がクラリッサの中に怒張したモノを入れようとすると、クラリッサがその手で導いた。
本当に欲しかったのだろう。
最初のコメントを投稿しよう!