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プロローグ
「……暖かくなったか?フェルマ」
「うっ、うん。ありがとシオン」
いつになく、優しい口調のシオン。
気にしないようにしてるけど、私の裸の背中に後ろからぴったりくっついているシオンの裸の胸と、触れた肌から伝わる熱いくらいの体温に、心臓がドキドキして止まらない。
シオンの心臓もどくどくしている。
「……」
沈黙が場を支配していた。
どうしよう。気まずい……胸のドキドキも治まらない。
でもそのドキドキがなんか、気持ちいいような……。ずっと味わっていたいような変な気持ち。
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プロローグだけだと短いので続けて2話まで投稿します。
今作も、ぜひぜひ、ブクマやスター、コメントを頂けましたら、めっちゃくちゃ喜びますので、ぜひお願いしますーーー!
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