(済)(イ)3.「空気清浄機」

1/1
前へ
/20ページ
次へ

(済)(イ)3.「空気清浄機」

「地球に害のあるものを、全て除去する空気清浄機を発明したぞ!」と博士。 「では、スイッチ・オン」  ……  すると  人間  消えた。  博士  一人  残して  まわりの  人間  みんな  消えた。 065be5cf-201a-4d81-a678-e58628ddaf13 「はて、こんなはずじゃなかったのに」  ……  そう言いながら博士『ポン』と飛んで行った先は  ジャングルで  博士の  目の前で 「うわっ!真っ最中」  アダムとイブがセッ●ス真っ最中。  嬉しいやら恥ずかしいやら、せっせと頑張るアダムとイブを前にして、博士、なぜ自分がこういう場所に置かれたかを考えた。  そして答え。 「そうか、ここは『地球発情期』!」  今日、この日から、人類は子供を作り始めたというわけか……。  そして、ワシのすべきことは……。    目の前で頑張っている  アダムとイブの  子供が生まれ、  いずれ、地球には人間がいっぱいになる。  そうなる前に  この  空気清浄機の  スイッチを、  押せ!  ということか……。  博士、すべての謎が解けまして  「スイッチ オン」  …… 「ここはどこじゃ、それにしてもきれいな空気じゃなあ」  くんくん 「なるほど、そしてここが『空気正常期』か!」  そう言い残すと  最後の一人となった  博士も  消えてい  きまし  た。  さ て は め で た し め で た し
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加