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(済)(イ)3.「空気清浄機」
「地球に害のあるものを、全て除去する空気清浄機を発明したぞ!」と博士。
「では、スイッチ・オン」
……
すると
人間
消えた。
博士
一人
残して
まわりの
人間
みんな
消えた。
「はて、こんなはずじゃなかったのに」
……
そう言いながら博士『ポン』と飛んで行った先は
ジャングルで
博士の
目の前で
「うわっ!真っ最中」
アダムとイブがセッ●ス真っ最中。
嬉しいやら恥ずかしいやら、せっせと頑張るアダムとイブを前にして、博士、なぜ自分がこういう場所に置かれたかを考えた。
そして答え。
「そうか、ここは『地球発情期』!」
今日、この日から、人類は子供を作り始めたというわけか……。
そして、ワシのすべきことは……。
目の前で頑張っている
アダムとイブの
子供が生まれ、
いずれ、地球には人間がいっぱいになる。
そうなる前に
この
空気清浄機の
スイッチを、
押せ!
ということか……。
博士、すべての謎が解けまして
「スイッチ オン」
……
「ここはどこじゃ、それにしてもきれいな空気じゃなあ」
くんくん
「なるほど、そしてここが『空気正常期』か!」
そう言い残すと
最後の一人となった
博士も
消えてい
きまし
た。
さ
て
は
め
で
た
し
め
で
た
し
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