私のDVD。

一見ホラーに見えるこの文章。
しかし、この一線を越えるとみえてくる、　
真実。

それは、DVDプレイヤー。ただこの機械に何が隠されているかというと、
何を隠そう、それは物はなく、生き物的存在あるということである。

DVDを挿入してみる。
みえてくるのは、私に適合した一瞬一瞬のコマ連続だが、それになにか違和感を覚えませんか？なぜ、私のことをこんなにも知っているのだろう。裏で誰か見ているとか。まあさかねえ、・・・ねえ。

こわいけれども、ここの一線を越えると、これはまさしく超越美だろうか。
まるで一緒にDVDとデュエットしているような感覚に陥る。
そして、DVD自体が生き生きとして何かを教えてくれる　ような。

教えてくれる。これは、悪い悪徳商法の業者のDVDでないと、決して怖くない。でありましょう。悪気のない商業企画でありましょう、このシステム。

DVDには、過去・現在・未来を司る仏、三世諸仏のことを思い浮かべます。

きっと仏もにこにこ、今頃お天道さんのもとで、あなたを見守っているのではなかろうか、と思われます。

貴方を守るため、戒めるため、そして何よりお救いすために。

ね？怖くないでしょう？

ハードディスクとは、よく云ったものだなあと思うのえあります。

本当にハードな山を越えなければなりません。
そして、いつもDVDを真剣に観る事であります。
すると、ニパっと中身の映像が笑ってくれますよ。

　　　＜おしまい＞