詩「旅立ち」

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置いてきた荷物   の重さが気にな     って、何十年も       後悔をしてきた         あのひとが好き           だと勘違いして また、白日   夢は夢だと、     勘違いして、       バカな冬だっ         た。死のう。 配管の繋がっ   ている天井の     四隅に、縄を、       身内の顔、酒         ケロイドの跡           。 陽だまりのベラ   ンダ、初夢にう     るさい姑の汚ら       しい性欲の夢に         背中の入れ墨に ありがとう   また来年も     よろしくお       願いします         。」 心と心の触れ   合いに唾を吐     いて、私は夢       を叶えないま         ま、死んでい           くかも。辛い             ね。
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