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#9
俺は閉所恐怖症だ。こんな細い道は通れない。
「......戻ってみるか」
目覚めた部屋を通りすぎて進んでいくと、奇妙な鳴き声が聞こえた。
「おいおい......冗談だろ? 」
先程のクリーチャーとは比べ物にならない大きさのクリーチャーが前から襲ってきたのだ。
「や、やばい! 」
急いで後退した。通路がそれなりに狭いので、クリーチャーの脇から逃げることもできない。
「あ、ああああ!! 」
カオスをすべて撃ち込んだが、もうダメだ。そのクリーチャーの鋭い牙に貫かれ、俺は最後を迎えた。
バットエンド2.恐怖恐怖症
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