#7

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まずはこの船内を見回ることが大切。それがここで生きるための術であると察したからだ。 少し進むと、広い部屋に出た。いやな予感がしたので、そさくさとその部屋を跡にした。 また進むと、少し家具のようなものが置いてある部屋があった。これで確信した。ここには人が住んでいたんだ。 「こりゃ、ソファか? 」 それは、複数の布を縫い合わせて、その中にまた布を詰めた椅子のようなものだった。 「んでこれが......テーブル? 」 テーブルというには少し不格好なそれは、おそらくこの船内にあった金属らしきものを組み立てただけのものであった。その上は少し汚れており、しっかり使っていたことがわかる。 「こんなんがあるってこたぁ、絶対に人間がいたってことか。いや、もしかしたら今もいるのかも......」 そう考えたら、希望とともに、少し不気味に思えてきた。何故かは分からないが。 もう少し部屋を見ている→目次から#12 気味が悪いのですぐに出る→目次から#13 現在持ち物 ・カオス(6発) ・ダイヤのようなもの
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