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異世界転移したくない者たちvs異世界転移させたい世界
――ああ、またか。
そう思いながら、道幅いっぱいに目の前で光る魔法陣に目を向ける。
「そう簡単に引っかかんねーよ……っ、と!」
軽く助走を付けて、魔法陣を飛び越える。
飛び越えた先に魔法陣が現れたことがあったこともあり、油断は出来なかったが、今回はそんなこと無かったらしい。
こちらが飛び越えてしまったからなのか、魔法陣は少しずつ光を消失させていく。
「……はぁ」
これが、俺の毎日である。
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