鉱石の星。

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綺羅はいう。理川綺羅だ。 「鉱石の星があったのよ。 その星でひとびとが鉱石を採掘していたの」 「それで?」 「ひとびとが熱心に鉱石を掘るのは何故だと思う? あるいは、われわれがなぜ地の塩として奉仕をするのか?」 「分からないな」 「そうね。 では、一日の終わりであと少しばかりは労働ができないかと悔やみながら眠ったことは?」
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