2.スターダム

1/10
前へ
/259ページ
次へ

2.スターダム

そうして十代半ば過ぎから、様々な仕事をこなして来た甲斐あってか、二人とも徐々に知名度を上げて行き、今は芸能界に全く疎い人以外なら、知らない人はいないくらいのポジションまで昇りつめて来た。 与えられる仕事の量や質が、今後の活動にも繋がって行くシビアな業界の中で、二人一組のような扱いをされることが、最初の頃は面白くない部分もあった。 しかし、共演回数が度重なるうちに、仕事の面では良い刺激を受けるライバル、プライベートでは、心を許せる親友のような関係になっていった。
/259ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加