2.スターダム

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「自分達もいつかは……」 二人とも、そんな悔しい思いをバネに頑張って来た。 女の子にモテたい、とかそういうことではなく(全くなくはないが……)この世界で生きていく覚悟を決めたからには、やはり 『認められたい 』と切望していた。 知名度が上がって来た……ということは、少しは認められて来た証でもある。 単にキャーキャー騒がれるだけでなく、自分が出演した作品に対しての感想や、感動を伝えてくれたりすると、頑張って来た甲斐があったと思う。 感謝の気持ちは忘れたりなんかしていない。 でも今は……。
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