8人が本棚に入れています
本棚に追加
家族と朝鮮労働党の反対を押し切り私と結婚式を上げた。
お色直し3回でチマチョゴリ3着。TVで生放送された。
第1夫人の張 美華23歳と安路の妹・香妃20歳が黙っていなかった。
「第2夫人が生放送で結婚式あげるなんてきいたことないわ。」
そう言って握り拳を作った美華。
「絶対追い出してやるわ。」
香妃は唇の裏を強く噛んだ。
夜になり。
安路の家についた。
外に出るときは必ずチマチョゴリで、家の中では着物を着るように言われた。
着物に着替おわってから。
「着物姿も美しい!」
「ありがとうございます。」
「第2夫人ならそれらしく私をたててね。」
美華に上から目線で言われたのが頭にきて。
「第2夫人だけど実質的な正妻は私よ。」
と言いかえした。
「なんですって!?」
「正妻にむかってなんてこと言うの!?生意気な!!」
そう言って私を平手打ちしようとしたけど、私が腕を掴んで止めた。
「暴力で私に勝てると思ってるの?」
「なんですって!?なんて生意気な年増かしら。」
「若ければ勝てるとはかぎらないのよ。ふふふ!」
そう言って自分の部屋に帰った。
「絶対追い出してやる!」
「正妻の座は私よ。」
最初のコメントを投稿しよう!