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元カレ
第２夫人とは名ばかりで家事全部おしつけられた。
今日は香妃の恋人・李 施布が夜に来る。
掃除を念入りにし、夕食は日本料理にした。
お出迎えをするために玄関に立って待っていると足音が聞こえてきたのでドアを開けた。
「ただいま。」
「おかえりなさいませ。」
「香妃の恋人で俺の秘書の李 施布だ。記憶喪失なんだ。」
あれ？蒼旬？
「（初音・・・？）はじめまして。（やっぱり初音だ！）」
「はじめまして。（思い出したみたい。）」
記憶が戻ったことをよろこび私はほほえんで迎えた。
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