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香妃がうれしそうに蒼旬に話しかけてる。
イライラしてきた。
「来月の結婚式たのしみね!施布。」
「あ、はい。(せっかく初音に会えたのに話せない・・・。なんで香妃様と婚約してるんだろ・・・。)」
美華が蒼旬の様子がおかしいと気づいた。
「(まさか梅貞が原因?)自分の部屋に戻って。」
「洗いものがまだ残ってるの。終わったら帰るわ。」
「施布と知りあい?」
「いいえ。はじめてよ。」
「色目使わないようにしてね。」
「はんっ!色目なんか使ってないわ!」
そう言って自分の部屋に戻った。
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