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「作品タイトル」という作品
「タイトル」 それは作品の顔であり核でもあるもの。
「タイトル」 それは読み手の心に火を点ける導火線。
「タイトル」 それは時に本編以上に光を放つ布石。
皆さまいらっしゃいませ。
本日は、6時間ぶっ通しの年末スペシャルドラマのオープニングのように開店してみました(`・ω・´)キラーン✨
てなわけで相変わらずこの店の方向性がブレブレですが、今夜も楽しく晩酌をスタートさせたいと思います♪
今宵の酒のお共はズバリこれ! 【作品タイトル】
前に【名はキャラを表す】というテーマで登場人物の名前の決定について書きましたが、それに負けず劣らず悩ましいのが物語のタイトルの決定だと思うんですよね。
書き手の皆様。これって超ーーー悩みませんか!?
私べらぼうにこれが苦手で、なんやどれもこれもみなイマイチな感じになっております💧
タイトルってその人のセンスの塊っていうか集大成って思うんです。なので、素敵な題名をつけられる方が羨ましくてしょうがない。
私の場合、センスだだ漏れで真っ先に思いつくのは『限りなく透明に近いブルー/村上龍』ですけどね。
さてさて――。
花路は昔、大好きでめちゃくちゃ読んでいた本に銀色夏生さんの詩集があります。
この方の言葉のセンスがたまらんほど好きで、影響受けまくっていました。
『あの空は夏の中』
『君のそばで会おう』
『微笑みながら消えていく』
『こんなに長い幸福の不在』
もうこのかたのタイトルすんごい素敵じゃないですか⁉ (ノД`)・゜・。
ここに初投稿した『君のいた景色』は、冒頭ポエムっぽいページで始まる章がいくつかあるんですが、もともとこれを書いていた中学生のころ銀色夏生さんを読みまくっていたので、自分で詩を書いたりしていたからなんですよね。……ああ、お恥ずかしい。
現在の私の、感受性というものが失われてカッサカサになった心でも、やっぱり銀色夏生を読むといまだに乏しい感性が揺さぶられます。
久しぶりに手元にある詩集を読み返して、心の保湿をしようかな(*‘∀‘)
それと、歌のタイトルとかにもいいなあって思うモノ沢山あります。
挙げたらキリがないので少しだけ選んでみました。
ヨルシカの『ただ君に晴れ』とか小説のタイトルみたい。頭にストーリーが広がる感じがします。
RADWIMPSの『君と羊と青』とかもホントおしゃれやなと思う。「群青」をこんな風に表現するってすごい。
あと、カタカナ表記のタイトル曲って時々ありますが、あれもカッコイイと思うんですよね。
欅坂46の『二人セゾン』とかすごく印象に残る。
ONE OK ROCKの『恋ノアイボウ心ノクピド』もむちゃくちゃカッコイイなって。
こうやって並べると、やっぱタイトルって重要ポイントですよね!
ということで、次ページでは私が読んだエブリスタの作品で素敵だなと思ったタイトルについて語りたいと思います。
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