その一言を伝えたくて……

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 わたくし、ここに投稿させて頂いた『君のいた景色』という作品が人生初の自作BL小説で、実はコレ書き始めは中学生の時だったんです。  何年もかけてじわじわ書き進めていたんですが、何事も最後まで続かない私は、結局途中で放り捨ててしまいまして💦  しかし最近、当時それを書いていた古っっるいノートを発見したわけですよ。  めちゃくちゃ久しぶりに開いてみたら、なんじゃこりゃーーΣ(゚Д゚)! という恐ろしく稚拙な文章にあふれていて、両鼻腔から鼻血が噴き出ました。  が、それと同時に、わくわくドキドキしながら己のBL愛を詰め込んで好きなように小説を書いている私がそこにいて、そんな楽しそうな昔の自分にキュンとなってしまったんです。  そこで、急にこの話を完結させたくなった私はそっと鼻の穴にティッシュを詰め、大幅加筆修正しながら続きを書きあげたのが今年の夏でした。    で! ここで今回のテーマです!  見つけたノートに中学生だった自分が一番書きたかったセリフが残されていました。  私が伝えたかった一言。それは…………、  「キスするから唇開けよ」  ――これです(・ω・ノ)ノ!!!  この言葉が書きたくてBL小説にチャレンジしていた私は、中学生にしてなかなかに腐敗が進んでおるなと、我ながら感心しました✨  お前はクサヤか(ふな)ずしかっていうくらいの見事な発酵っぷり!  年月を経て無事このセリフをのっけた作品をここにあげることができ、おかげさまで皆様に読んで頂く夢も叶いました。  “この言葉を書きたい” という単純にして強い原動力があったからこそだと思います。  中学生の時のBL大好きブルーチーズ鮒ずし花路よ。  この言葉を私に残してくれてありがとう。゚(゚´Д`゚)゚。
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