54人が本棚に入れています
本棚に追加
一方その頃生徒会室では、未だ資料が気になっている様子の男が一人。
そして彼があることに気づく。
「は……この転校生、難関の編入試験ほぼ満点じゃねえか。」
「こいつも候補に入れるか。」とぼそっと呟いたのを憂里は聞き逃さなかった。
「あーていうか香を迎えに行かせたけどあいつ、取って食うかもしれねえな。悪いが憂里様子見てきてくれ。香が変なことしようとしてたら案内役、交代な」
「ん」と一言返事した憂里はトコトコと歩き門の方へ向かう。
最初のコメントを投稿しよう!