3人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
接吻
麗奈ちゃんの唇にアイスが……。唇ごと食べてしまいたい。
だが、流石にそんな事をしたら嫌われてしまう。
俺はハンカチをそっとだし、口周りを拭いてあげた。
「アイスついてました?」
少し笑いながら麗奈ちゃんが聞いてくる。俺もにやけてしまう。
「小さい子どもみたいになってて可愛かったよ」
すると麗奈ちゃんはちょっと頬を赤らめて話してきた。
「えっ!?ちょっとやだぁ」
なんて可愛いんだろうか?そして全て食べ公園を後にする。
車の中で話ながらドライブして、帰路につくことにした。帰り際、今度は何をしようとか、どこに行きたいとかの話で盛り上がっていた。
そして麗奈ちゃんのマンションに着いた。
「今日はありがとうございました。また仕事の時にお話しましょう」
そして俺は麗奈ちゃんに手をふって帰った。
アパートの駐車場について、俺は麗奈ちゃんの座っていた助手席の匂いを嗅いだ。そして頭をこすりつける。
アドレナリンが突っ放しの状態で部屋に入り毛布に抱きつく。
「麗奈、大好きだよ」
そして俺は毛布にキスをしながら毛布に愛を伝えて眠りについた。
週が明け、月曜日、火曜日は麗奈ちゃんに会う事が出来なかった。
そして火曜日の仕事終わりにふと気づいた。
───今週は水曜日は定時じゃん!?
俺は麗奈ちゃんにLINEを入れた。
「明日、定時なんだけど、検査誰も居なかったら行っていい?」
「大丈夫ですよ。誰も居なくなってからLINEします?」
誰も居ない検査室。なんかエロい予感が……。俺はすかさずニヤニヤしながらLINEを返した。
「そうだね。誰も居なかったら教えて」
「分かりました。じゃあ、明日の仕事終わり検査室で待ってます」
俺はそのLINEを見て直ぐに寝た。早く明日になれと言わんばかりに。
───翌日
俺は興奮MAXで目覚めた。どうやら下に付いてる突出物はいつになく上をめざしてるようだ。
そして俺はその突出物に治まりが聞くように栄養ドリンクを飲んだ。
更に元気になってしまったようだが、治まるのを待ってる訳にもいかない。
俺はズボンを履き、作業着に着替えた。少しズボンは膨らんでいる。
しばらくして会社に着く。そして早めに現場に移動。
今日は残業がないからいつもより早くに終わるのだが、時間が長く感じる。
1時……2時……5時まで後少しだ。
そして、遂に5時のチャイムが鳴った。やっとこの瞬間が来た。
俺はタイムカードを切り、麗奈ちゃんのLINEを待つ。20分位経ったであろうか?麗奈ちゃんからメッセージが来た。
「みんな帰りましたよ?まだ居ます?」
俺はそのメッセージを見てすぐさま検査室へダッシュ。
検査室に入ると麗奈ちゃんが1人で居た。
「ごめん。少し話したくて来ちゃったけど大丈夫?」
麗奈ちゃんはニコニコしながら返してくれた。
「大丈夫ですよ。私も話したかったたし」
俺はしゃがんだ。麗奈ちゃんもしゃがむように促した。
「そういえば、今週の土曜日釣りでも行かない?」
俺はダメ元で聞いてみた。
「いいですよ。海ですか?」とあっさり麗奈ちゃんは嬉しそうに了承してくれた。
「そうだよ。良かったら釣れた魚で料理作ろうか?」
「いいんですか?食べたい」
そして、俺はもう幸せで仕方なかった。麗奈ちゃんが近くに居る。
しばらく会話して、麗奈ちゃんの顔が近くにあるので唇を見つめていた。
──そして
俺は麗奈ちゃんの唇に自分の唇を軽くつけてしまった。
少し驚いたような麗奈ちゃん。だがその後、恥ずかしそうに俺を見つめる。
そして、今度は麗奈ちゃんから私の唇にチュッとしたのだ。
最初のコメントを投稿しよう!