変態への覚醒

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変態への覚醒

 ちなみに俺は帰るまでに、おまけとたっぷりデートした。    この際おまけとするのもアリかと思ってしまったが会社で噂になるのも困る。    ましてや麗奈ちゃんにおまけと濃厚に溶け合ってたなんて知られたら……俺の人生終わりだ。  いやっ、それだけじゃない。おまけの旦那に知られたら本当の転落人生だ。  たっぷりドライブを楽しみおまのお家まで行った。そしてご帰宅してもらい、俺も大人のお店に行ってから帰った。  家に到着した。キツネうどんを食べ、シャワーを浴びる。  そして俺はベッドへ…………。  この時期に相応しくない毛布を抱きしめた。この毛布は今日から『麗奈』なのだ。 「ああ、麗奈。可愛い。大好きだよ」  俺は今日から覚醒したのだ。毛布の撫でる。麗奈の頭を撫でるイメージでとにかく撫でた。  そして、、、抱きしめる。顔を擦りつける。自分の匂いも麗奈の匂いのように感じてきた。  ・・・・ああ、チュウしてぇ  そして、、俺は……毛布にチュウをした。何度も、何度も。 「大好きだよ。麗奈。チュッ」  他人から見たら間違いなくキモい男だろう。だが、俺のハートはキモいと思われてもエースなのだ。  休み明けに会うのが楽しみだ。そしてこのベッドで麗奈と結合するのだ。  早く全身を一体化させる日まで、毛布を抱きまくる。予定……。  そして、日曜日は買い物に行く事にした。これも麗奈と一体化するために。
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