噂のアダルトショップ:エピソード1

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噂のアダルトショップ:エピソード1

「だから、俺でいいの?」 「おお、行ってこいよ。お前のためだ。ただAV買うだけだろう」  悠平(ゆうへい)と同級生である淳二(じゅんじ)と数名の男子が、街中にあるアダルトショップ前でウダウダと会話を交わしていた。 「だから、ここのアダルトショップって、以前から噂があるやつだろう?」 「いいじゃんかあ? お前、丁度いいじゃん。卒業してこいよ。アハハハッ」  童貞の悠平に淳二が声を掛ける。このアダルトショップ長政(ながまさ)には、以前からある噂があった。  週末の夜、十八時以降に来店すると、アダルトショップらしく、無名AV女優が宣伝活動のためか、イベントで来店した客をイベント終了後、一名が選出され、ある濃厚なサービスが受けられるという噂だった。
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