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俺は唖然とした。だってだ、あんな綺麗な黒髪の大きな瞳で、結構まぶい大人の色気がある女性が、このアダルトショップに堂々と入ったからだ。
「あの人だよ……。見たろ? どう?」
「どうって……、どうも、こうもうねぇよ! あの人が、何!? やらせてくれんの?」
「だったらどうよ? アハハハッ」
「うぉお! いきテェ! またAV買うのか?」
俺はそう淳二に言い返すと、淳二は首を横に振り「簡単だ!」と息巻いた。
「何が?」
淳二は、聞き返した俺の肩を組み、耳元で小さく囁く。
「やりたい……って言うだけ。簡単だろ?」
「えっ……。うそ……マジ!?」
「そそ、ニヒヒッ、すげーだろ?」
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