新たな思い出作り

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義也ったら、ずっと病院の私を楽しませようとしてくれてるのね。 彼のことだから、ちゃんと昨日のうちに許可とって、準備万端にしてるんでしょうね。任せて大丈夫。ついて行けば大丈夫。ありがとうね。 2人の2回目のデートになるね! このまま義也がずっといてくれたらいいな。奥さんや子供さんには悪いけど、これからの時間、義也と過ごしたい。期限付きだからお願いします。 義也にちゃんと言おう。ずっと一緒にいたいって。帰したくないって。今までずっと考えてた自分の気持ちも全部言おう。 義也はどうなんだろう?何ていうかな?ごめんっていうかな? 「沙菜、何考えてる?」 「温泉、楽しみだなって」 「僕も楽しみ。最近温泉なんていってなかったからな。ゆっくりしよう。沙菜、一人で温泉入るの大変だろ?僕がいるから大丈夫だよ」 「え!どういう意味?一緒に入るってこと?混浴なの?ちょっと恥ずかしい!!一人で入れるし、大丈夫だから!」 「恥ずかしがることないよ。僕も裸だから。いつかとは違うよ!」 「いじわる!!もう!!」 「はっはっは!部屋にお風呂ついてるって言ったろ?だから側にいるから安心していいよってこと。一緒に入っても全然いいけどね!」 「はいはい!はっはっは!」 「そんなに大きな声で笑う沙菜、久しぶりに見たな。よかったよ」 「うん。楽しいよ。ありがとう、義也」
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