転生1

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転生1

このような話を聞いたことがあります。 ある御夫婦の体験なんですけどね。 この御夫婦には子供さんがおられたのですが、この子供さんが大病を患いまして、病院の集中治療室で、無数の管を身体中に挿入されながら、病魔と闘っていました。 御夫婦は子供さんの快復を信じて、必死に祈っておられたのですが、残念ながら子供さんは、幼くして天国に旅立っていかれました・・・ 子供さんの快復を信じていた御夫婦の悲しみは、計り知れないものでした。 そんな御夫婦に、ある方がこう激励されました。 人生というものは、悲しいこともあれば、嬉しいこともあるんだよ。 御夫婦はその激励を糧に、必死で生きていかれました。 実はこの激励の本当の意味が、数年後わかることになります。 この話、次回に続きます。
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