♢ 303号室のおはるちゃん ♢

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だけどふと思ったんです。 『みんな有限である貴重な時間を使って、自分が書いた作品を読みにきてくれている。それなのに私は自分の都合うんぬんでプレッシャーどうこうとか言って、それ自体読者様に対して失礼なんじゃないか』 と。 それにこの時はもう、おはるちゃんのプロットは完璧と言っていいほどに完成されていました。 だから今時点でどうあがこうが、もう書くことは決まっている。書きたいことは決まっている。それなら後は書くだけだ!! と思い直し...。 更新のスピードだってマイペースでいいじゃないか! と、最終的には開き直りました。 (だけど若干の焦りは抜けませんでした) それにおはるちゃんの話を書くこと自体、私としても楽しくて楽しくて。 やっぱり書いている私自身が楽しめないと、良い作品はできないかなと、きちんと自分を見つめ直すことができました。 おかげで完結間際には本棚数も200を超えるという自己最高記録を更新しました。 話のラストは自分でも気に入っています。 あの終わり方にして良かった。 ペコメをくれたりスターをくれたり、何より楽しみに読んで下さったみなさんには本当に感謝しかありません。 『303号室のおはるちゃん』は、間違いなく私にとってもとても大切な作品の一つになりました。 改めて、本当にありがとうございました! (※追記 江戸時代の言葉を調べるために、YouTubeで水戸黄門や暴れん坊将軍をひたすら観ておりました。とても勉強になった..。ありがとうマツケン!!!)
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