Paragraph 8/そばにいるよ/Remember Me
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興奮冷めやらぬ影に言葉をかけ、携帯電話を取り出した魔女が電話を掛ける。彼女の中で、この事象の方向性が固まった。そのために、最後のピースを埋めなければいけない。 「もしもし。麗蘭、君に確認したいことがある。今から出れるかな」 電話の相手は、鈴蘭の母。娘を守るために今回の件を依頼した張本人。その彼女が、この出来事のすべての鍵を握っている。 _go to "Annulus".
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