<PROLOGUE/撃砕雷霆>

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 ならば、討てる機会は今しかない。 「――月天を穿て、――『トゥアザ・デ・ダナーン ブリューナク』――!!」  悪霊使いの頭上から、雷霆の一撃が振り下ろされる。神槍により神の撃砕。夏喜による拘束と瞬間転移により虚をついた攻撃は、新生の悪魔の痕跡を消し去っていた。  夏喜の首に掛けていたペンダントが、キラリと光った。 _go to next chapter. "HELENA"
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