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それは街道を歩いていたときのこと。隣町にお使いに行こうとして。途中雲行きが怪しくなったから走ろうとしたとき。街道の外れにある森から大量にゴブリンが。緑の化け物。憎たらしく恐ろしい魔物。「ギエェー」みたいな声にならぬ声をあげる魔物。
恐ろしくて転んでしまった。そのままならきっと私は……
でも違った。勇者アルトが。光を纏ってひらり赤いマントをつけて。聖剣でゴブリンをなぎはらった。50はいたであろうゴブリンをいとも簡単になぎはらった。
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