『光をくれたあなたに…』

『元気でいますか？』

みっちゃん…今、あなたは何処にいますか？
幸せな生活を送っているでしょうか？
もし、生きてる間にもう一度逢えるなら…
伝えたい事があります。

1996年8月…
あの時、私の気持ちを受け止めてくれてありがとう…
それからの約1ヶ月は、本当に幸せでした…
あの日々があったから、私は前に進める事が出来たし、今の私が居て、今の幸せがあります…

みっちゃんの名前に使われてる『光』…
『暗闇のどん底』に居た私に、名前の通りに『光』をくれたみっちゃん…
本当にありがとう…

『お前は何も悪く無いんだから気にするな』

みっちゃんが言ったその一言で、本当に救われました…
それだけじゃなく、本当の『愛』も教えてくれたみっちゃん…
逢えるだけで幸せだったし、隣に居る時に感じた安心感…
そんな想いを持ったのは、みっちゃんだけです…
あの夏の終わりの約1ヶ月間は…言葉にしなくても、同じ気持ちで繋がってたよね…
カラオケでリクエストした
『夜明けの○ブレス』は歌ってくれなかったけど…
『Another○Orion』は歌ってくれた意味…
今ならわかります。
『Together』(GL○AY)は、『俺達の歌』と言って、何回も歌ってたよね…

『愛の言葉が足りない変わりに歌えば、それだけで二人一つになれた気がしていた』
『恋と喚ぶには短いあの夏の夢』

その通りに、カラオケに行く度に、お互いに伝えたい言葉がある曲ばかり歌ってたし…(笑)
あの頃は、ZA○RDや今井○美樹の曲で伝えてたけど、今ならU○ruさんの曲と、スキマス○イッチの『奏』がドンピシャです…
みっちゃんなら米○さん、菅○くんとか歌いそうかな…(笑)

『本当の夢』が同じで『叶えたくても叶えられない』事も同じ…
だから、あの夏は一緒にいられたんだよね…
突然の別れを言われた時は、本当に辛かったけど…
『やり直そう』って言ってくれた時は、嬉しいと思いながらも、正直…複雑でした。
それでも、一緒に居たくてやり直したけど…
『傷を舐め逢うだけ』だったよね…
あの夏とは、同じになれなかった…

それでも、みっちゃんが居てくれたから、私が私で居られたんだよ？
二度目の別れは、私からだったけど…
これで良かったんだよね？
あの後、生活環境は立て直せたでしょ？
みっちゃんの『一番大事な人』は守れましたか？
私は、『一番大事な宝』を持つ事が出来ました。
みっちゃんが『光』をくれて、『引き止め無かった』から、得られた幸せだと思ってます…

それでも、みっちゃんが忘れられません…
みっちゃんと過ごした、あの短い夏の終わりが忘れられません…
多分、この先ずっと引き摺るでしょう…

『生まれ変わったら』
『来世では』

なんて、思ったりもします…
出来るなら…今の人生が終わる前に、逢って伝えたいです…

出逢ってくれてありがとう。
一緒に居てくれてありがとう。
ついていく事が出来なくてごめんなさい。
渡した手紙の内容…嘘になってしまってごめんなさい。
私より先に逝かないで、幸せな人生を送って下さい。
みっちゃんの幸せを、心から祈ってます…

終