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「若造がワシにそんな偉そうな態度をとっていいと思っているのか?!」
「こちらの意志を無視して押しかけてきて、どちらが常識がないか一目瞭然だと思いますが」
「高遠の息子も偉くなったもんだな。親の教育はどうなってるんだ!」
「「…」」友哉と愛莉は、余りにも勝手な言い分に呆れてものも言えない。娘が娘なら、親も親だ。自分達が可笑しな事を言っているなど、これっぽっちも思ってないのだろう…厄介な相手だ。
「用がそれだけなら仕事もありますし、失礼させていただきます」友哉と愛莉は、オフィスビルに入る。
琴音は、愛莉を睨みつけ「覚えてなさいよ」と呟くのだった。
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