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「琴音!お前何してるんだ!」
「え?上田さん??」「お兄ちゃん⁉️」
「お兄ちゃん⁉️」愛莉は思わず叫んでしまう。
「お前、何考えてる!南さん大丈夫ですか?」
「えっ。はい」琴音の掴んでいた所を擦る。
「とにかく、ここで騒がれたら目立ちますし、他の方にもご迷惑なので、そこの警備員室に移動願えますか」と警備員に促される。
「はい」と愛莉。
「申し訳ありません」と上田。
「…」ムスッとしたままの琴音。
「御社にも連絡を入れさせていただいても宜しいですか?」と警備員。
「はい…」
愛莉は以前の友哉のストーカーを思い出す。
あの時は、彰が対応してくれた。が、今回は更に厄介だ。
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