たゆたう便り
4/19
読書設定
目次
前へ
/
19ページ
次へ
千優はしゃがみ込んで、ウェッジソールのサンダルの先を覗き込んだ。 「ビン……?」 透明で、少し緑色がかっている。口元ギリギリまでしっかりとコルク栓で封がされていて、くびれから下部分はすっぽりと砂に埋まっている。 投棄されたものでもなさそうだと思った。 ポイと放るならば、わざわざ丁寧に埋めたりはしないだろう。 何か、いや、何が入ってるのだろう。好奇心が勝り、少し力を入れて一気に引き抜いた。
/
19ページ
最初のコメントを投稿しよう!
14人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
611(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!