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 その日の翌日。  秋穂は前日の大雪で体調を崩し、いままで一度も休んだことのなかった仕事を休んだ。  茂のが暗示したものは、実は六花(りか)の降らした雪のせいでひいたのことだったということは、ここだけの内緒話。  積もった雪はすぐに溶け、昼過ぎには街はいつもの景色を取り戻した。通りすがりの秋風がまた午後の街を吹きぬける。    今日も六花堂にはたくさんの客がやってくる。 07984a38-378a-47cc-9c7f-3a17a9554a42 (fin.)
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