タイトルとイントロ

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タイトルとイントロ

小説では北海道の旭川市が舞台ですが、こちらは福岡県朝倉市秋月が舞台になっています。 【設定】 如月杏珠(きさらぎあんじゅ)、26歳 福岡県朝倉市秋月の草木染めの工場、店舗を代々営む家で生まれ育った。ところが小学生の頃、祖父母をなくし、二十歳で両親を同時に事故で亡くし、妹の花と二人で生きて行くことに。それで大学を中退し、父親が働いていた朝倉市役所で働き始め、妹を養う。店は両親の後を花が継ぐために修行をすることに。そんな生活の中で逃げ道を求め、束の間の安らぎを求めて溺れた不倫、そして22の時に開かれた同窓会で初恋の相手、龍太郎に再会。それでも高校で転校して来た芥川龍太郎に抱いた片想いを伝えきれずに26になった。 芥川龍太郎、26歳 父親の会社が倒産し、母親と妹と3人で秋月に越してきた。朝倉高校で杏珠に会い、はじめての恋に惑う日々。高校卒業後は地元の工場で働き、妹のキラは昼と夜の仕事をかけ持ちし、父親が作った借金を返して行く日々。そんな時、父親がまた借金を増やし業務上過失致死罪で刑務所に入れられた。そんな自分の境遇に大好きな杏珠を巻き込みたくない龍太郎は自分の思いも伝えられず、片想いのまま過ごしていた。
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