決戦!第二次世界大戦!

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やぁ、今回は新幹線の車窓からだね。この新幹線も菱月財閥が運営しているよ。まだ変装はバレていないようだし、このまま温泉まで行こうかね。 「早いですね…」 「ああ、なんせ時速300キロで運行しているからね」 「大丈夫なんですか?」 「ああ、安全管理にはかなり気を使っている、そう簡単に事故は起こらないさ」 「そうなんですか」 「そろそろお昼だし、ご飯でも食べようか、同じ駅弁だが、どっちがいいかい?」 「じゃ、じゃあこっちで」 「はい、気をつけて食べなよ、結構量があるからね」 「そうですか…」 「じゃあ、 「「いただきます」」 「たまにだけど無性に食べたくなる味だね」 「そうなんですか?」 「君はどうだい?」 「はい!手も美味しいです!」 「そりゃ良かった」 哀さん、それはあなたのどこにいっているのだろうか… 「そろそろかね、何かやりたいことはあるかい?」 「そうですね…海でも見に行きませんか?」 「そりゃいい、そうしようか」 「はい、哀さんはどこか行きたいところはないんですか?」 「そうだねー、居酒屋、と行きたいところだけど、こらは別の機会にしようかな、じゃあ、ないかな」 「そ、そうですか…」 「そんな気にしなくても構わないよ、それに、この体じゃできることも少ない」 「すみません…」 「はい!この話はやめやめ!じゃあ、海を見に行こうか」 「そうですね」 「そろそろじゃないかい?」 「はい、あと5分くらい歩いたところにあるらしいですよ」 「そういえば、敬語はやめてくれ、今はプライベートだからね、ちょっと体の悪い、いいお姉さんなんでね」 「でも…、わ、わかりました、あ、哀?」 「なんで疑問系なのかはこの際置いておくとしよう、そろそろじゃないか?」 「そうですね、見えましたよ!」 「ああ、私にも見えているよ、ちょうど砂浜みたいだし、すこし近くまで行ってみようか」 「そうで…、そうだね」 「ん、あれを拾ってきてくれないかい?」 「わかりました」 「それは…すこし見せてもらっていい?」 「いいで…いいよ」 「コレは…マスグラバイト、かな」 「それは…なんですか?」 「私も、実物は2、3個しか見たことはないね、それでも、その中でも一番綺麗なのはこれだ、それに、加工することもできるはずだ、したかったら、腕のいいところを紹介してあげようか?」 「そうなんですか…買ったらいくらくらいになるんですか?」 「それくらい綺麗なものだと、基本オークションだね、軽く見積もっても60億円はいくんじゃないかな」 「そ、それは…」 「君が持ってるといい、君が拾ったんだからね」 「でも見つけたのは…」 「いいのさ、それに、私には宝石は似合わない、すでに装飾され過ぎているからね」 「ありがとうございます」
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