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ここは…病院じゃないね。あの時と同じだ。そうだろう?カミサマ。
そうだね、私は君を導いた神様だ、どうしてわかったんだい?
勘、かな。運がいいんでね。それにしても、私には干渉してこないんじゃなっかったっけ?
そうもいかなくなったんでね、少々、君はあの世界を歪めすぎた。だから、消えてもらうことにしたよ。
へぇ、それじゃあ、カミサマが約束を破るわけだ。そうだろう?カミサマ。
そうだね、だけど、君を消して世界が変わらないならそれでいい、君はそもそも、転生者だからね。
そうかい。それにしても、私は運がいい。
なぜだい?君はこの世界では何もできないだろう?
そうだね、私は何もできない、私は、ね
お前がこの世界の神か、
君は誰だい?天使ではなさそうだが
私は最高神の僕の神だ、其方を捉えに来た
なんだと⁈私は何もしていない!
約束を破ったではないか、神と人との約束を
たった一つではないか⁈一つくらい破ったくらいで何が悪るい⁈
人であればそうであっただろう、だが、今其方は神なのだ、神と人との重みを比べてもらっては困る
くそッ!それでも簡単に捕まると思って…
彼女を舐めないほうがいい、痛い目を…
な、なんだお前たちは⁈
彼の応援ですよ、ご安心を、最高神様の元に連れて行って差し上げますから
い、いやダァ!離せ!た、助けてくれぇ!能力を与えてやっただろう?
私も、殺されそうになった相手を助ける主人公みたいな趣味はないんでね
クソっ!呪ってやる!呪い殺して…
つれて行かれてしまった以上、この世界には今、神がいいない、どうだい、君ならば、神にもなれるだろう
そうかい、だが、嫌だね、私はあっちに戻らなければあらないんでね
そうか…だが、それは無理だ、お前の意識がもう戻ることはない、よほどの奇跡が起きない限りはな
ほーん、それでも、0.00000000000000001%でも、可能性があるのなら、そこを取るのが真の幸運、という物だろう?
そうか、もし死んだら、君は神になる、人から神に繰り上がるのは君で2人目だ
そうかい、おっと、そろそろ戻る時間のようだ
そんな馬鹿な⁈たったの、たったの0.00000000000000000000001%も無かったはずなのに…
知っていただろう?私は幸運だったからさ
まさか、神をも超えているとはな…参った、君の方が一枚上手だったようだ、だが、席はいつでも開けておく、気が向いたらくるがいい
ああ、気が向いたら、そのうち、ね、じゃあ、またいつか会おう
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