一年生歓迎会だってさ⭐︎

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『ん、む…』 目を開けるとそこは見慣れた場所…生徒会室の休憩部屋のシンプルな天蓋付きベッドだった。 体を起こそうとすると重みを感じ手元をみる。そこには椅子に座りながらベッドに伏せるあきちゃんがいた。俺の手をぎゅっと握って、目元は赤くなっていた。 『ふふっ、あきちゃん、あきちゃん』 肩を揺らすとあきちゃんは目を擦って俺をみる。パァっと顔を明るくしたあきちゃんはぎゅーっと抱きしめてくれた。 あきちゃんは生徒会書記を務めていて、俺の幼馴染。 「まど、か…も、へ…き?」 『うん、ありがとぉあきちゃん』 「ん、よか…た」 ふにゃっと笑うあきちゃんは久しぶりに見た気がする。 『あきちゃん大好きっ』 俺はあきちゃんに抱きついた 「………ん、…おれも」
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