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♯7 さっそくエッチするつもり
ボクは背後から優しくマリアを抱きしめ、遠慮なくお姫様だっこをした。
「キャァ……ッ!!」
彼女は、かすかに全身をビクッとさせて悲鳴を上げた。
思わず、ボクの首にしがみついた。
「フフ、こんなコトしたのはいつ以来かな」
お姫様だっこをしたのは、新婚の時、以来だろうか。
いや、一年目の結婚記念日にもやったような気がするが……。
どちらにしても、ずいぶんと久しぶりだ。
ゆっくりショックを与えないように彼女をベッドの上へ置いた。
すぐにボクは彼女の腰に馬乗りになりマウントポジションをとった。気を遣って体重は掛けていない。
腰を浮かせたまま、彼女を見下ろす態勢だ。
「なによ。さっそくエッチするつもりなの」
彼女は少し戸惑った表情を浮かべた。
「あァ……、軽くウォーミングアップも兼ねてねえェ!!」
もちろん病み上がりなので、激しい合体ライブは控えなくてはならない。
「優しくしてねェ……。初めてだから」
「あァ、もちろんさァ!!」
こうして、ボクたちは愛し合った。
まるで初めてキスをしたようだ。
妙に興奮してしまった。
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