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03 お尻が好きで
結局、少し寝て昼過ぎた十四時位に一緒にお風呂に入る事になった
いや、最初から入る気は無かったんだけど…
身体を洗った後に湯船に浸かっていたら、勝手に入ってきたんだよね!
「 …今更、隠す必要あるか? 」
「 ありますよ!当然でしょ! 」
前を隠さずシャワーだけ浴びて入って来た社長に横を向いて身を腕や脚で隠せば、疑問そうに見てくるけど、相変わらず明るいんだよ!
LED照明MAXでしょ!ってぐらい明るさだから、色々恥ずかしい
「 自ら脚を開いてのにか? 」
「 うっ……ヤッてる時と、これは違います… 」
それを言われたら元も子もないけど、熱に犯された時と冷静な時ってやっぱり恥じらい度が違うと思う
「 なら、正面から見なければいいか 」
「 えっ……っ! 」
どういうやり方?と問う前に手首を掴まれそのまま引かれ、驚いた時には背中を向け、社長の膝の上に座り座っていた
「 これでいいだろ? 」
「 よ、良くないです…… 」
何一つ改善されてない!背中と胸板が密着してるし、お尻にアレが当たってるし…
直で腹に腕を回してるから、地肌触れてるのでさえ、鮮明に分かる
頬が熱くなる感覚に、彼は顔を寄せ耳元で囁く
「 いつもの威勢はどうした?随分としおらしいな 」
「 っ〜…!社長は、意地悪ですね 」
「 恋人相手に社長はないだろ?其れも今は会社じゃない。名で呼べ 」
しおらしくなるさ!こんな状態で肝が座ってる女性がいるなら、相当慣れてる人だからね!
彼氏いたとは言えど、流れで一回ぐらいしかヤッて無いし、こんなに触れてくる人でもなかった
淡白だったからこそ、社長の手の動きや無駄に色気がある声とか、全てに心拍は掛け走る
「 ぅ、うっ……遼… 」
「 嗚呼、それでいい。透羽 」
確かに会社じゃないから、ずっと社長って言うのは変だけど、この状況で名を呼ぶのはさっきの行為を思い出させてしまう
熱くなる身体に戸惑えば、彼の手は胸へと上がり、指先が乳首を弾いた
「 っ!ぁ! 」
「 勃ってる…意識してんのか? 」
「 うぅ……意地悪っ… 」
この人、ちょっと優しいかな?って思ったのが間違いだ!
意地悪でドSで、私の反応を見て遊んでるって事が良く分かる
耳へと唇が当たる感触にゾワッと震え、片手は胸を鷲掴んで揉み、反対の指は主張する先端を弄るから、腰は密かに震える
「 っ、い、や…ぁ、んっ… 」
目線を落とせば、男らしい手が胸を包み込んで贅肉を揉む様子に手が大きいんだなって実感する
桃色の先端を愛撫する指が、引っ張るように摘めば離された後に伸びたような痕が残るのが恥ずかしい
「 透羽…。可愛いな… 」
「 ひっ…ぁ!んっ! 」
苦手な耳を舐め、そのまま舌先で舐められる感触に身は震え、ネジ入る生温い舌が鼓膜を犯すように音を立てる事に思考は甘く溶けていく
「 あッ、っ…ぁ、ん…ふっ、ぁ! 」
舐める舌が解き首筋へと口付けが落とされ、強く吸われる感覚に身は震え、そのまま鎖骨の方まで落とされる
頬に当たる彼の髪が擽ったいのに、胸を触ってた手が秘部に当たれば無意識に求めてしまう
「 っ、遼…の、これ…挿れて… 」
尻に当たる太く熱いのに指を向ければ、彼は密かに眉を寄せ、顳顬辺りへと口付けを落とす
「 …フチに座れ 」
立つ必要ないのかと思い、ゆっくりとその場から立って湯槽のフチへと腰を掛けて向き合い、背中に当たる壁に軽く凭れる
何をするのかと視線を向ければ、彼は太腿へと口付けて紅い花弁を散らし、脚を開かせた
「 っ〜! 」
秘部へと指を当てれば軽く撫でた後に、股へと顔を埋め、濡れた部分をなぞるように舐め上げる
「 ぅ、ひっ…!ぁ、はぁっ…ぁ…! 」
さっきもだけど、この人はクンニが好きなんだろうか
抵抗無くされるのは嬉しいけど、なんか恥ずかしい
「 はぁ、ぁ…んッ…。遼、は…クンニ、好きなの…? 」
眉を下げ恥じらいながら問えば、彼は見せ付けるように全体を舐め上げては、此方へと視線を上げた
「 そうだな、その顔が見たいからやる。女性器への執着はないが、御前が良いと思ってるならするさ 」
相変わらずの裏の無い言葉に、少しドキッと胸が高鳴り、自然と片手を頭に当てそっと撫でては答える
「 じゃ……私も、沢山…フェラしますね… 」
「 其の時は、好きにしろ 」
強ち嫌そうでは無い彼は再度ビラへと舌を当て、軽く吸ったのを見て、任せることにした
されっぱなしは嫌だから、やるタイミングがあれば返そうと思う
「 はぁ…やっぱり…挿入、込みですか? 」
「 当たり前だ 」
新しい彼氏は、性欲も強めの様子
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