プロローグ

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プロローグ

「あんたなんかいなくなればいいのに。」 「あんたがいるから、売れないんだよ」 「お前のせいで、滅茶苦茶になった。」 何度言われてきたんだろう。 全部私のせいにして、どうなるんだろう。 心の傷が癒えるわけでもないのに。 全部私のせいなら、        いなくなった方がマシでしょ? どうしてそんなに泣いてるの?            泣く必要なんかないじゃない。 もうやめて。矛盾がすぎるよ。 私はただ、認めてもらいたかっただけなんだ。    今までも、これからも、           私はBeautiful Time(美しい日々)を繰り返す。          何度でも。
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