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〜1〜夜空が綺麗ですね。
七川side
とある日の帰り道。
いつもなら誰かと帰るのに、今日は一人。
「明日、謝らな、、」
「湊、悪ないのにな、、」
楽屋で、メンバーと喧嘩。
一旦外に出て、頭冷やさなって。
「ふう、どうしよーかなっ、」
「帰ろ、寒いし。」
なーんて独り言ばかり。
「あっ、空、綺麗やなぁ」
「みんなも見てたらええな、、」
「はよ帰らな、おかんに電話しないと。」
そう言ってたのも束の間。
ドンッ、!
誰かに背中を押された。
「っ、やばいっ、!」
そう思っても体は動かへん。
そのまま目の前にあった階段を転げ落ちてった。
意識が朦朧とする中、誰かが、
「あんたが全部悪いんだよ、あんたがいなければ、、」
って声だけが聞こえたんや。
聞き覚えのあるような声な気もしたけど、、
そんなこと考えてるうちに、意識がなくなった。
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