マグロ漁船で空想的な世界を作ろう!

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今どこにいますか? 私はマグロ漁船で連絡員をしている、星野しおりです。 船団は音響センサーで魚群を調べていました。 マグロは今どこにいますか? 「方位二マル、位置マル三、連絡漁船このえ丸を配置」 「打電します」とあたし。 南冥にいる船団は夜空に空想的な世界を確かに作り出している。 作戦室では、同時に船団はディスプレイに表示される輝点でもあった。あたかも、南十字星の星座であるかのように。 作戦室はしばらく沈黙があった。 入電が入る。 「方位六二、マグロ探知。潜航艇B07及びB09とマグロ魚群は交戦。我、雷撃を加えつつあり、接触を保つ」 「漁船を派遣する。復唱せよ。船団は漁船を派遣する」 「はい!」あたしは嬉しくて声を出した。無線機で打電。
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