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だが、俺は居酒屋に行く事はなかった。
野良猫が居たのでしゃがんで撫でていたら、後ろからスタンガンを当てられ気がついた時には目隠しをされているのか何も見えず、裸の状態で手も後ろで拘束されている。
首に違和感があり、顎を引いてみれば首輪がつけられている事に気付いた。ベッドの上のようで柔らかく、起き上がって匂いを嗅いでみれば良い香りがした。甘い香りだが食べ物の甘い香りではなく、大人の色香を感じさせる香りだ。大人の色香とかよくわからないが。
カチャっと音がして扉が開いたと思えば足音が近づいて来る。身構えていれば口に何か触れた。熱く硬いそれは俺にも備わっているそれで、ふいと顔を反らせば髪を掴まれてまた唇に押し付けられた。
「噛んだら…どうなるかわからんぞ」
「っ…!んっ…」
カッコイイ男性の声が聞こえるが、言っている事は物騒極まりない。恐る恐る口を開き、それに舌を這わせてゆく。やはり俺にもある淫茎で、しょっぱい味がじわっと口に広がってゆく。
俺は誕生日で兄さん達とお酒飲んで楽しく過ごすはずだったのに、何がどうしてこうなっているんだろうか…?
「チッ…飴舐めてんじゃねーんだからもっと気持ち良くさせろ!」
「んぐっ!?お゛っ…!」
頭を両手で掴まれて激しく喉を突き上げられ、気持ち悪くなってきた。だがやめてくれるわけもなく、しばらく動かされたかと思えば少し引きぬかれ、口内に牡汁を吐出された。
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