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数十年前の出来事を、現在と並行して書く技術がある。
章立てして分けるとか、登場人物が思い出しているように書くとか、対比して書くことで現在との違いを明確化できる。
自分の作品は、一本道なのでそれをやってみてはどうか、という感想をいただいた。
なるほど。
今までにそのような作品を読んだことがあるし、そのように書いてみようと思った。
ただし、主人公の年齢が前後するわけだから、舞台設定が曖昧にならないように、仕掛けが必要だろう。
登場人物の性格を書き分けるときに、口癖や動作の癖などを書く場合がある。
特定のセリフをいつも前後に入れ込んで書ければ簡単にキャラを書き分けられる。
女性のセリフに
「~わ」
「~かしら」
とつけるのがそれである。
過去形「~た」と、現在系「~る」の分量はリズムを考えて決めればいいらしい。
だから必ずしも過去を過去形で書けばいいわけではなさそうだ。
時間軸が複数ある場合には、若い時と歳をとったときの書き分けになるから、どんなテクニックがあるか調べてみようと思う。
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