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ところで、たんぽぽの綿毛のフワフワした感じ、羊の暖かそうなモコモコした毛を連想しませんか?
羊に眠りを誘われて、すやすや眠る。
夢の中で、綿毛と一緒に空を飛んで、それが気持ち良くて、いつの間にか朝になっていて。
けど、まだ夢を見ていたいから、起きれない。
まさに「春眠暁を覚えず」ということです。
『ひつじが一匹』という小説には、この青年が心地良く眠ってほしいという願いを込めて、羊とたんぽぽを盛り込みました。
そういえばこの青年の名前は楓です。
実は植物つながり。
そのうち楓の花言葉も紹介しますね。
“In spring one sleeps a sleep that knows no dawn.”
春に眠る人は夜明けを知らない
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