看板娘は雨が似合う!?

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コウの袖をつかんでまだいてほしいとアピールしてみる。 すると、また椅子に座り直した。 「熱の時はとことん甘えてくるよな。人の気も知らないで。」 「え?」 「何でもない。ほら、早く布団入れ。寝付くまで側にいてやるから。」 ぶっきらぼうだけど、手つきは優しい。 「今日のコウは一段と優しいね、いつもこうだったらいいのに。」 ふぁ、もう眠たい。そのまま意識が遠ざかる。
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