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バンッ
「そこまでだ。」
この声は、コロンさん!?
「コロンさん、マリアさん、トムさん、コウ。」
「来たか。タイミングの悪い。まあ、この女がいる限り手出しはできまい。手紙の指示には従ってもらう。金はもってきたか?」
「ええ、ここにあるわ。」
マリアさんがトムさんが持っているボストンバックを示す。
「あなたのご指名の金額が入ってますわ。さぁ、その汚らわしい手を放してその子を渡しなさい。」
「交換条件だ。お前が持ってこい。」
「仕方ないわね。トム。」
マリアさんがカバンを持って目の前に対峙する。
「ほかのやつらは動くんじゃねーぞ。」
マリアさんがカバンを持って進んでくる。
「マリアさん、、、。」
マリアさんはそっとうなずくだけ。もう身を任せるしかないみたい。
私は、マリアさんを信じることにした。
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