燃料平準化。

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神田はエンジンを改良していた。 当時の航空機のエンジンは燃料の質が悪く気温に応じてクセがある挙動をした。 そのクセがさらに機械に負担をかけ、さらにクセが生まれていた。 燃料の質が悪いのも一因だが、エンジンを気温や湿度にあわせて調整すれば、エンジンを効率よく動かせるはずだ。神田はそう考えていた。
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