復讐代行宝飾店~右腕になるアームレット~

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+ 気が付くと、私は自分の住むアパートの前に立っていた。 夢、じゃない。 私の右手には、確かにさっき店の男性が書いた制約書が握られていて、右の二の腕にはアームレットが着いていた。 + 次の日、いつも通りバイト先へと向かうと、かなり店が混んでいた。 「杏ちゃんおはよう。 悪いんだけど、熨斗お願いできる? 『御仏前』で。 朝からプリンター故障しちゃって使えないのよぉ~」 制服に着替えて店に入った途端に副店長に熨斗紙を渡され、私は慌てた。
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